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Debian GNU/Linux again

I got an old PC given to monkey around with, and was taken aback– finding out things had changed so much and other things stayed the same as they were. I have completed the installation with nostalgia. The distribution of Linux for me by all means must be stubbornly conservative and fundamentalist “Debian GNU/Linux”; not popular Ubuntu.

古いパソコンをもらったので久しぶりにLinuxで遊んでみようと思った。そしたら、昔とずいぶんと事情が変わっていて面食らったり、意外と前のままが残っていたり。懐かしく思いながらインストールした。僕のLinuxディストリビューションは人気の「Ubuntu」じゃなく、やっぱり頑固なまでに保守的で原理主義的な「Debian GNU/Linux」でなくちゃ。

追記:
懐かしさに駆られて、昔ながらのCUIインストールでやってみたが、無線LAN関連の周辺機器の認識が上手く行かず追加ファイルやパッケージがダウンロードできないし、GUIでも同じ。途中で面倒な事いろいろ聞いてくるのは、やっぱDebianらしい、、、だめじゃん、昔みたく1週間も徹夜してLinux入れる元気ないし。

おや?ふとみると「Advanced opthions」の中に「graphical automated install」ってのがあって、試したらほぼ全自動でインストール無事終了。10年前の古い機械でもさくさく動く!


簡易な電圧計
 (for Fiat 500)

常々バッテリーの状態やオルタネーターの発電状況をモニターできたらいいなと思っていたので、電圧計を取り付けることにした。

スピードメーター右下の白い丸は百均で買った温度/湿度計

電圧計があればリアのエンジンルームに移設されて点検しにくい位置にあるバッテリーの状況も一目瞭然。走りながら電気の心配をする必要もないし、ちゃんと定格の電圧が出ているのにスターターモーターの起動力が弱ければ、配線の不良かモーターそのものの問題だとすぐに判る。

元々、燃料計さえ付いていないFiat 500に電圧計などあるわけもない。いや、正確に言うと燃料残量が5リッターを切ると点灯する「BENZINA」とオルタネーターの発電状況の「GENERAT.」のインディケーターは付いているが、ランプのON-OFFだけでは心もとない。

で、無いものは作る。Amazonで僅か120円(送料込み!)でディジタル表示のシガーソケット用電圧計を売っているのに、、、。

安物のディジタルのやつはスターターモーターを回す時の電圧変化で表示が乱れたり、酷いのは一旦ソケットから抜いてリセットしないと表示が回復しないものもあるらしい。

Fiat 500にはアナログが似合う。小ぶりの電圧計を捜していたらSD-39-DC15VというぴったりのVメーターがあった。最大レンジが15Vなので定格12Vの自動車に最適。値段は1500円でAmazonの超安物の12倍以上するが、コイルと針で動く一番単純なものだから安物ディジタルのような電圧の乱れで狂うこともない。それに見てくれがなんともかわいいのでFiatにも似合う。

ダッシュボードの下に取り付けることも考えたが、簡単に取り外しができるようにシガーソケット差し込み式に改造することにした。

暗すぎて使い物にならないマップランプがあったのでそのプラグとアームに件のメーターをくっつける。改造はタダそれだけ。

 


Fiat 500の顔

昔、立体の授業のなかで「Anthropomorphism(アンソロポモーフィズム=形態の擬人化)」という言葉が出てきたのを思い出す。

モノの形の中にヒトの面影を見ようとし、モノを作るときにもどこかでヒトの形をなぞらえてしまう、という癖が人間にはあるということ。

抽象画や無機的でミニマルな彫刻でさえもどこかに人の形を彷彿とさせる作品はよくある。また、インダストリアルデザイン、中でも車のデザインにおいてはフロントマスクのデザインで特に考慮されていると思う。逆に、人面のイメージからかけ離れたものは大抵キモい。

photo by Rudolf Stricker (Wikipedia)
File:Nissan JUKE 15RX (F15) front.JPG
photo by Tokumeigakarinoaoshima (Wikipedia)

なんか、Fiat Multiplaなんて醜怪な深海魚を見てるような感じ。日産ジュークは最近見慣れてきたせいか、それほどキモいとも思わなくなったが、始めは違和感があった。

で、うちのお嬢さんは、、、文句なく可愛い!

ただ、500L用のバッヂは小さいのでちょっと鼻の下が間延びして、無愛想

こんな感じだったので、笑顔にしてあげた。(材料:カッティングシート)

気まぐれツンデレだったイタリア娘が、これからはいつでもずっと笑顔をふりまいてくれる。。。嬉しいじゃない!(でも調子よく走ってデレデレしてくれていても、路上で突如ダダこねだすのは覚悟の上だけど、、、)

先日、PhotoshopしたものをUPしたけど、今日のは本物です。(リンク先の写真と見比べても違いは判らないと思う、、、w)

 

やり過ぎかな。。。


Fiat500のプラモデル

Cinquecentoの1:1スケールのプラモ。ドイツTechno-Classica Essen 2017 の展示のひとつ。

ランナー上のパーツの配置具合が秀逸で、一瞬「えっ?」って思った。ほんとに1:1スケールのプラモのよう。あったら欲しい!

よく見るとバックのイラストもボックスアートの風合がよく出てるし、その色に合わせたレヴェル社(プラモの大手)のモデル用ペイントの缶まで置いてる。

The clubs contest the "Techno-Classica Club Grand Prix" for the best booth presentation and competition was fierce with the winning stand taken out by the Fiat 500 club, which created a model kit car theme for the stand. Just how many hours were involved in choreographing this grand schema is almost beyond imagination.(Credit: Mike Hanlon/Gizmag)
http://newatlas.com/” の記事より (Credit: Mike Hanlon/Gizmag)

きっちり細部まで凝るドイツ人らしさに、イタリア娘っ子が好きな人たちのおちゃめなキャラが融合してる。

同じプラモをモチーフにしたものでも、英国令嬢を好む人たちによるJaguar E-typeのシックな黒とグレー主体の展示は好対照。(BTW、子供の頃、ジャギュアEタイプは僕のあこがれの車だったなぁ。。。遠い目)

Series I and II E-Type Jaguars in particular were fraught with quality control issues in the day. It's very likely that restored E-Types from Jaguar Classic are a cut above anything produced by the factory in period.(Credit: Mike Hanlon/Gizmag)
http://newatlas.com/” の記事より (Credit: Mike Hanlon/Gizmag)

 


おうまさんの里帰り

20年前に作って、広島へ送り出した「おうまさん馬頭琴」が改造依頼で二度目の里帰り。一度目は糸巻きを機械式のペグに換装するためだった。今度はネックを短くしてほしいとのこと。。。いや、しかし、弦楽器のネックってそう簡単に伸び縮みするもんじゃねえし、、、(汗)

オーナーの佐伯さんはやたら弦楽器がお好きで、ウードやらなにやらいろんな種類の楽器をお持ち。それも、ただコレクションするだけじゃなく、おうまさんの「もうひとりの生みの親*」である馬頭琴奏者の嵯峨さんたちとAsian Wingsというユニットに参加して海外まで出かけて演奏したり、最近では劇団態変の公演で音楽(各種弦楽器)を担当されたりと活発に演奏活動をされている。おうまさんも気に入って弾いていただけるのなら改造でもなんでもします。。。

* 嵯峨さんがマウス使って描いたおうまさんの元絵は嵯峨さんのCDジャケットの中で使われている。おうまさんの馬頭は僕がそれを立体化したもの ( 下左 “おうまさんドローイング” by Saga Haruhiko/下右 “おうまさん馬頭琴” by Okamoto Koji)

さて、馬頭琴のネックをぶった切って短くするのは、スカーフィングという斜めに切った斜面どうしを接着すれば事足りる。で、スカーフィングの斜面の傾きは10:1であれば木材の強度を損ねることはない。しかしネックの厚みが3~4cmあるとスカーフィング全体では30~40cmにもなってしまう。

そこで金輪継(かなわつぎ)という木材接合方法で切り離して短くしたネックをつなぐことにした。金輪継でも一番簡単なバージョンだが、中央に込栓(こみせん)というクサビを打ち込んで部材どうしが密着するようにするのは正規バージョンと同じ。

出来上がりはまずまず上手くいった。強度的には全く問題ないし、審美的にも許容できるレベルだと思う。音楽部屋に持ち込んでブリッジの調整したり試しにチューニングしたり、おうまさんの兄弟たちと再会させてやったり、記念撮影もしたし、明日は西へ帰る旅に送り出す。