イギル娘のお誘いで、鴨川堤に行ってきた。春風にそよぐアカシアの花の下、若いコの膝でオシラバトも嬉しそうだったな。
「偽道具」カテゴリーアーカイブ
オシラサマ馬頭琴の冊子
昨年の旅の途中で作った、というか、その旅の動機であり目的であったオシラサマ馬頭琴についてはFacebookで製作状況を同時中継的(2014.9.9〜11.30)に報告していたが、このBlogでは前回の投稿(3・16)まで何も書かなかった。
前回、馬頭琴の製作過程を記録したYoutube動画と、訪問した土地の写真を時系列的に配置したけど、ここでもう一度詳しい旅の報告をやり直すかどうか、、、。
実は、もう次の作品について少しずつ考え始めていて、いつまでも振り返っているのもなんだかなあ、という気分でもある。
ただ、明日どうなるか判らないFacebookにしか旅の記録が残っていないというのも、なんとも心もとない。近々、何かの形でFBの投稿を整理しなおしてまとめたいとも思っている。
旅先でお世話になった方々への報告としてDVDを作り配布した。それに添付した「解説冊子」をPDF化してあるのでこちらでも公開しておこうと思う。Youtubeの製作過程動画と合わせてご覧になると、オシラサマ馬頭琴という僕の作品についてある程度は理解いただけると思う。
『オシラサマ馬頭琴の旅』DVD添付資料(PDF)↓
http://okamoo.com/MusicalInstrument/OshirasamaMorinKhuur/OshirasamaMorinKhuurS.pdf
製作過程の動画(Youtube)↓
https://youtu.be/RZieRGDKCLU
先の旅のこと、Facebookのこと、このBlogのこと
前回ここに投稿したのは昨年の9月。旅に出るとだけ書いて、あとは放ったらかしだった。まずはその報告をせねばならない。
が、まずはお詫びから。ここ数年、僕は情報発信をFacebookに依存していたため、その便利さに負けて旅の途中も帰ってからもこの自分のBlogを顧みることがなかった。旅の予告だけしておいて、あとは放ったらかし。すみません。m(_ _)m
「オシラサマ馬頭琴」(と書いてもFacebookをやらない人には何のことやらチンプンカンプンだろうが、、、)の発想から材料集めと製作の旅について、もう一度始めからBlogに書き直す元気は無いし、FBのポストから選び出して転載するのも芸がない。かと言って何もしないのも無責任で申し訳ない。
今、調べてみたらBlogへのアクセスが旅の期間(9月〜11月)だけ激増していることがわかった。それはFBの影響なのか、最後の投稿に「何処へ何しに何時まで行くのか、、、 後で詳しく書くつもり。乞うご期待!」と書いたためか、はたまたその両方なのかは判らない。いずれにせよこのBlogに注目し何がしかの情報を期待する読者がいらっしゃるという事は確かのようだ。さらに、先の投稿には「おもしろい話期待してます。」と30年まえに会った人からのコメントも付いていた。(山岡さん、読んでたら返事ください!)
実はこの一週間、ひどい花粉症でパソコン開くこともままならず、FBは完全封印していた。呼吸器系だけでなく全身症状も酷く、マジで命危ないと思うほどで、SNSどころの話ではなかったのだ。ここ2日ほどやっと人間らしく生きられるようになってきた。で、思ったのはFB要らねえんじゃね?ということ。
少し回復してきたのに一向にFBへの興味が湧かない。前にTwitterも何かのきっかけでやめたのだけどとりわけ禁断症状というものもなかったし、今回もそんな感じでこれを機会にフェイドアウトしちゃおうかな。
FBへの違和感、不信感も少しずつ募っていたこともある。昔のように本名、顔出しで繋がっていた頃とはもうまるで別物だし。しばらくは抗っていたけど、もういいや、と流され自分も変なプロフ写真を使い、顔出ししない人からの友達リクエストをほぼ無制限に受け入れ始めたところからFBへの愛着を失っていたのかもしれない。さらに、Twitterもそうだったが、広告が溢れ、わけの判らんお薦めや恣意的に選別されたポストを読まされるのに嫌気が差していたとも言える。
前のTwitterだって最近のFBだって、どうせボソボソと個人的な想いを呟いていたにすぎない。それだったら自分のBlogで十分じゃん、違和感を覚えながらFBという舞台に登るのはもう止めにしようかと。
旅の報告が、あらぬ方によろめいてしまったが、すでにアップしてあるYoutubeの動画その他、何らかの方法で「オシラサマ馬頭琴」についてお知らせしていこうと思う。
体力回復までしばしお待ちを。
――
追記:
Youtube動画『オシラサマ馬頭琴の製作』(馬頭琴演奏は嵯峨治彦さん)
旅の代表的な訪問地の写真を追加。↓↓↓
9日の夜、旅に出る。
何処へ何しに何時まで行くのか、、、
後で詳しく書くつもり。乞うご期待!
バイダルカ・トンコリ Silent Electric Baidarka Tonkori
新作の動画をいくつかYoutubeに上げた。
この作品を作るきっかけをくれた長根あきさんに感謝。(5年越しで完成したら、演奏までしてくれてまた感謝)
能書きはYoutubeで読んでほしい。
アイヌの今のトンコリという楽器についてOkiが書いている『ソトコト』の記事を読んでほしい。(トンコリの歴史はWikipediaでも何でも調べたら出てくる)
アリュートのカヤック、バイダルカについてはジョージ・ダイソンの著作『Baidarka』に詳しい。僕が「引用」したのは彼のバージョン。
とは言うものの、僕はアイヌについてもアリュートについても、また彼らの舟や楽器についても実はよく知らない。よく知らないから平気でこういうものを作れるのだ。
僕の演奏1(各パーツの静止画あり。騒音注意!)
僕の演奏2(エフェクターとダンパーの有無で音の差が判る)
長根あきさんの演奏1
長根さんの演奏2(本物のトンコリ)