夜晩く、家の前の山の中から聞こえてくる。。。「ほうほう・・・ ごろすけ ほうほう」の声。
ニホンフクロウの声は「ボロ着て奉公」とも聞こえるそうな。
夜晩く、家の前の山の中から聞こえてくる。。。「ほうほう・・・ ごろすけ ほうほう」の声。
ニホンフクロウの声は「ボロ着て奉公」とも聞こえるそうな。
This is one of my favorite videos.
The artist’s fun-loving disposition shares something with mine, I suppose, though I only know her through this YouTube clip.
When making fake Tibetan prayer wheels at grad school in the ’80s, I’d come up with an idea to install a small record disk with a stylus or a looped strip of magnetic tape with a pickup head, either of which was supposed to be driven by the rotation of the mani cylinder. With the built-in gimmick that could utter the recorded voice of chanting mantra in place of a sacred script, the fake mani wheel would have become the real MacCoy.
For some reason, however, I didn’t acturally realized the idea. But today, after a couple of decades, I have become pretty much inspired by this hilarious piece of art and getting renewed my motivation to do my long-forgotten work.
仕事の打ち合わせで西陣にある「Focal Point」さんにお邪魔したら、なんだかあれこれご馳走になってしまった。
まず始めはカレー。おいしい濃厚なルーにゴロっとビーフ。僕の財布のレンジのはるか外にあるお値段なんで、普段はとても食べられない、、、(^^ゞ
「御池煎餅」と豆餅(写真なし)。お豆さんのしっかリした歯ざわりと香りがよい。
帰り際におみやげまでもらっちゃった。これが「西陣ボール」。
巨大なたこ焼きのようにも見えるけど、パイのようなパン生地のような皮にいろんな具が包まれている。Bolognaise、Olive Bacon、Azuki。美味い、食べごたえある、おにぎりみたいに手づかみで食べられる。そんで、ピロシキとかと違って揚げてないので指がベタつかない。
西陣ボールを焼くための型を一つお借りしてきた。自分でも焼いてみたい、、、というわけじゃない。オーブンで加熱すると皮の外側から日が通る。それがカリッとなると中の具が発する水蒸気が逃げられず内部が高圧になり、うっかり熱いうちに型を開けると爆発するそうな。高熱に煮えたぎるリンゴのコンポートが厨房中に飛び散ったこともあるらしい! そこで、熱いままでも素早く型から取り出せるようにと改造を頼まれたと。
でっきるかなー・・・(金串を刺す孔を一つ開けるだけだけどねーW)(ちなみに、モンゴルに行ったとき子どもたちが球技のボールをБөмбөгと呼んでいた。これは爆弾の意味もある。西陣ボールはまさに爆弾だわな)
記録画像:左京区花背別所町
用補修箇所:二階ベランダのドアノブ、各ドアのひび割れ、一階テラス床、同基礎、物置、風見鶏の傾き
花背別所に行って、放ったらかしにしてあった物置から昔履いていた古いHans Wagner(今はHanWag)の登山靴を探しだそうとした。
でも、屋根が破れた物置の中の物は半分が土に還ろうとしていた。そんな中で昔の連れ合いの誕生プレゼントに作ってあげたティースプーン・ラックは運良く雨のかからないところに在って色や形をとどめていた。
深い泥の中から発掘した物はアメリカで学生だった頃の立体作品、『スペース・チェア』の一部分と、もうひとつは訳すのは憚られるので英語のタイトル:”Artificial Vagina”。どちらもステンレスが禍々しく輝いて、美しく且つ機能する「機械」だったけど、もはや見る影もない。。。いや、これはこれで無常感が溢れていてエエか。。。とも思ったが、やはり悲しい。自分の子どもの墓を暴いたような気分。
小屋の奥には後ろ半分が腐った木製山スキーの傍らに十代のころ使っていたウッドシャフトのピッケルがあった。アイゼンは見当たらない。腐り果ててしまったのかも。目当ての登山靴も出てこない。。。
さらに掘り進むうちに出てきたのは紙粘土の塊みたいな物体。折り重なった層を剥がすと、、、ああ、、、何ということか。青春の思い出、サイモンとガーファンクルの初期のレコードアルバム『Wednessday Morning 3 A.M.』。そしてP. サイモンのシングル『Slip Sliding Away』が。。。なんてこったい!サイモンのこちらを見つめる目に心が痛い。
『Slip Sliding Away』の歌詞を少し思い出した。なんかやるせない無力感に満ちたものだったな。サビは「あのね、目的地に近づけば近づくほど、ずるずると滑り落ちて行くもんなんだよ」というもの。(「そっと、音もなく去る」という意味もあるけどね)
思いの詰まった物たちが滅びつつあるのを目の当たりにして心はどんどん落ち込んで行く。あれだけ掘れば埋もれた登山靴までもう少のところまで近づいていただろう。けど、今日はもう、とても続ける気になれなかった。