「日記」カテゴリーアーカイブ

師走

・・・てなわけで、時が移ろい「秋に開店」どころか「11月中」の夢も潰え、年内も怪しいことに。。。

まあ、用事で岡山へ行って、戻ってきたら月が変わっていた。まあ、出掛けに柿渋をテーブルに塗りまくってきたんでウ◯コ臭いニオイが飛ぶまでは次にかかれない、という言い訳はある。

夜中に下道を走って帰ってきたので朝がおそかったが、ボチボチ昼時なんでテーブルの様子を見がてら、最後の掃除に向かうことにしよう。(とブログに書いて自分にハッパかけないと、動けそうにないなあ。。。)


眺めのいい部屋

隣の庭

椅子やテーブルの事を読んだFacebookの知り合いから、お茶を出すんだったらもっと居心地の良い椅子が要るのでは?という意見が。

いや、まったくその通りで、そういう人たちには二階を開放する予定。

畳部の上でゴロゴロしたり、居眠りしたりするもよし、、、小さい家なんで庭も無いけど、裏の他所様の花木や松を眺めるもよし。簾を上げて、香爐峰ならぬ比叡山の雪を高層マンションの隙間に観るも、また良いかも。(寒いか?)

物干し台越しに見た、去年(今年だったか?)の春の景色をUPしときます。


テーブルの続き (フォールドアウェイ・テーブル)

テーブルに色をつけるか、迷っている。以前の客の足跡のような手垢や輪ジミなんかが小汚く残るのが良い。かと言って人為的に汚れや古色をつけるのもなあ。。。 柿しぶを塗りたいんだけど、ウ◯コのようなまことに結構な香りがしばらく充満するから、ちょっとどうしよう。(今週半ばから用事で月末まで京都を離れるので、塗り逃げすれば帰ってくる頃には臭も落ち着くかも。。。)

あ、電話。

ちょっとでかけるので、とりあえず跳ね上げ式折りたたみテーブルの写真をUPしときます。


テーブルと腰掛けの配置

勢いで長テーブルを3脚作ったけど、狭い場所にどう配置するか、、、堺町画廊から超重い長腰掛けを運びこんで並べてみた。昨日書いたようにチベット通の友人の推すチベタン食堂風の配置、つまり壁に背中をくっつけて座るように腰掛けを置くレイアウトを考えた。

PlanAでは、小さい折り畳みテーブルを一脚跳ね上げてあり、長腰掛けを3脚とも壁に沿わせられるので長テーブルを全部使える。ただ、奥のトイレへ抜ける通路を確保するために、長テーブルを挟んで対面で座れるのは奥の2席だけになる。

PlanBだと、長テーブルを一脚使えなくなる。そのかわり右側の壁にある小テーブルを2台使って向かいあわせで4名座れ、且つ2脚の長テーブルの両側で対面して座れることになる。

Bのほうはキャパが12名。しかし二階もあることなんでそんなに詰め込む必要もないかと思う。それに、せっかく作った長テーブルを全部使いきらないのもシャクだし、、、ま、Aのほうになりそうな気配。

小さいテーブルは折り畳み式なんで、いつでも変更できるから悩むほどのことでもない。もっとも、満員になって欲しいと思っていないし、なるはずもないのでこれ以上考えるのはやめておこう。

(今、画像を並べてみて気づいたけど、二階への通路を除いた客室の座席配置の実効面積は台所と変わらない。。。なんじゃ?この店)

左、Plan A          右、Plan B
 


テーブルと長椅子(つか、長腰掛け)

一昨日に一旦手をつけたけど別の用事で頓挫していたテーブル作りを、今日は夜になってから作業再開。しかし、インパクトレンチのバリバリいう音が近所迷惑になるのですぐ中断。形が出来ているやつの写真を撮った。引越しのドタバタでデジカメが見つからないから廃用になっていた携帯を使ったが、電球の色も相まって何だかなあの画質になってしまった。

一升瓶を入れる木箱に使い余りのランバーコアシナベニヤのっけて、踏ん張り用の足とアジャスターを付けただけのいかにもヤッツケ。ミソは酒のブランドがステンシルされていること。「酒は大関♪♪心意気」とか「清酒月桂冠」なんて有名どころは酒を飲まない僕でも知っているけど「紅乙女胡麻祥酎」なんてのは知らなかった。その名のとおり赤い文字で摺られているが、、、あまり関係ないけど昔観た「赤い高粱」(原題は「紅高粱」だったと思う、、、英題は”Red Sorghhum)て映画をいま突然思い出した。。。

昔といえば、、、この木箱は今から10年以上前、十勝にいた頃に友達からもらったものだ。その彼は廃業した酒屋から薪にでもしろとドッサリもらい受けたらしい。木工職人の友人は箱を叩き壊すのが忍びなく物入れなんかにしていたけど使い切れず、僕のところにも幾つか回してくれた。その後、京都へ戻る時に僕はこの木箱に工具を入れて輸送し、それからも工具棚として使ってきたものだ。積み重ねて使っていたからステンシルのことはすっかり忘れていたが、今回、テーブルにするために改めて眺めてみるとなかなか良いものだ。

酒箱のテーブルと対になる腰掛けも廃材で、明治の始め頃に建てられた蔵の大引または根太(床下の部材)。ガサツな木箱とちがい相当重厚な感じで、実際重い。京都の堺町画廊の裏にあった蔵がずい分前に解体され、その廃材は切断されて風呂の薪として燃やされていた。しかし燃やし尽くす前にガス風呂釜に変わったので、物置の屋根裏にストックされたままになっていたのだ。8年ほど前に画廊の改装に伴い、僕がその材を使って椅子やテーブルを製作した。その時に余った材で長腰掛けを2脚作り、画廊のホームページで売ろうとしたけど、値段を余りにふっかけ過ぎたのか、長らく在庫のままになっていた。今度、茶店をやるにあたり、売れ残ったこの2脚を提供していただけることになった次第。(いずれこうなる事を見越して売れそうにない値段を付けたわけでは、決してない。)

20年来の友人が「チベタンの食堂の椅子とテーブルの配置はああで、こうで、、、」と言うので、んじゃあそのように長腰掛けを使い、壁に沿わせて置くことにしようと決め、テーブルもそれに合わせて低く細長く作ったのだ。

来週早々にもテーブルと椅子が整うので、後は廃材を処分し掃除すればいよいよ茶店開店という運びになる、、、はず。