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Fiat 500 点火時期調整プレートの製作
火時期の調整に使う器具を作ろうと、あれこれ計測して図面を引き、実物大のモックアップ(木型)も作成したら、、、なんと、ベニヤ板のモックアップで十分使えることが判明してしまった。
でも、もう材料を買ってしまったので、作るしかない、、、
ここんとこ忙しかったので図面をプリントアウトして、ジュラルミン板に貼っ付けたところでストップしていた。ところが、昨日締切のはずの原稿がまだ来ない、、、。昨夜は徹夜覚悟で晩くまで起きてたけど、来ない。今朝も来なかったので、、、いつでも止められるこのプレートの切り出し加工を始めた。
結局、夜になっても未だ原稿は来てないので、とうとうロウ付けもやり、終いにゃ磨きもかけてプレートは出来上がってしまった。。。しかも2個も!
まだあと2個分の材料もあるけど、、、モックアップでも実用に間に合うのだからもう作らないだろう。余った完成品は、知り合いのチンク乗りの人にあげよう。
以下、作業の様子
材料の下準備↓
プレートの切削加工↓
パイプのロウ付け、磨き、メモリの色差し↓
テスト装着↓
Fiat 500 点火時期調整プレート モックアップ制作
チンクのエンジンの点火時期を簡単に調整できる専用工具がある。しかしディーラーの整備工場などに配布されたもので、一般に売られていなかったし、旧Fiat 500の生産が終了して40年以上経った今では入手困難。
売ってないなら作りませう、と以前にダンボールでモックアップを作ってみたが、如何せん紙では剛性がなく、正確にサイズ確認や位置決めができたかどうかは怪しい、、、
今度は、実物を作る前に、ベニヤ板のモックアップをこしらえた。また、先の紙のモックアップの図面はネットから拾ってきた写真と実測寸法から起こしたものだけど、こんどはもっと気合を入れて、クランク軸(プーリー)の中心を割り出して、それを基準に線を引き直した。
内径11mmのパイプを発注してあるがまだ手元に来てないので、モックネックには内径10ミリのもので代用したが、ナットをくわえ込む「割り込み」を少し長めにとって一時しのぎ。
予備エンジンと車載エンジンで実地に取付テストをしてみたが、パイプをもう少し短くする以外、特に問題無さそげ。よっしゃ〜
アルミ板は入手済み。後はパイプが来るのを待つばかり。
材料揃ったら4つくらいできそう。売ろうかな?(笑)
ていうか、モックアップでも実用できそうやんか!!!
道に雪がなくなったので、Fiat500にトレーラー繋いで、いざストーブの燃料ペレット買いに出ぞ!と下の道まで降りたところで、今日は日曜だったのを思い出した。すごすご帰って来た。近所の子供たちが作った雪だるまが「お早いお帰り」って、、、 (from Instagram)
Fiat500 シートベルトガイド その4 (from Instagram)
完成!
固定用のケーブルグランドが入荷したので受け取りに寺町のマルツへ行った。待ちきれず、店を出てすぐに取り付けた。街中の路上で座席のヘッドレストを外して後ろ向きにもぞもぞやっているなんて、通行人から見たらおかしいよね。(笑)
先日テストをした時すでに使い心地は確認してあるけど、ガイドをしっかり固定した今、ベルトの動きはさらにスムーズになった。しめしめ。ガイド1個500円(先月350円と言ったのは間違い)。BMWの純正用品の10分の1なり。