「自動車・バイク」カテゴリーアーカイブ


Fiat 500 灯火類LED化 (from Instagram)

ウィンカーリレーが不安定だったり電圧の低下で不具合が頻発するので、ランプ類を全てLEDに変えた。

ところがテールランプとブレーキランプのコンビネーションがうまく点灯しない。LEDに起こりがちな電流の逆流だ。そんでランプに入る直前でダイオードをかませてやった。

ダイオードは電子部品屋さんで買うと1個数十円。寺町では順電流が1vで1アンペア程度のものしかなく、あちこち回った挙句結局はオートバックスで車用の高いのを買うことになった。京都位の大きい街でダイオードの1つ見つからないのか。(僕が知らないだけかもしれないが)

12ボルト用で6アンペアまで行けるのをを大枚1200円払って買った。これだけデカければうっかり電球を突っ込んでもダイオードが飛んじゃうこともあるまい。また、何かの具合で電球に戻す時もダイオードを外す必要がない。まぁ高いだけの事はあるだろう。(と自分を納得させる)取り付けが終了したらちょうど暗くなった。試運転バッチリ。

ウィンカーリレーが不安定だったり電圧の低下で不具合が頻発するので、ランプ類を全てLEDに変えた。ところがテールランプとブレーキランプのコンビネーションがうまく点灯しない。LEDに起こりがちな電流の逆流だ。ランプに入る直前でダイオードをかませてやった。ダイオードは電子部品屋さんで買うと1個数十円。寺町では順電流が1vで1アンペア程度のものしかなく、あちこち回った挙句結局はオートバックスで車用の高いのを買うことになった。京都位の大きい街でダイオードの1つ見つからないのか。(僕が知らないだけかもしれないが)12ボルト用で6アンペアまで行けるのをを大枚1200円払って買った。これだけデカければうっかり電球を突っ込んでもダイオードが飛んじゃうこともあるまい。また、何かの具合で電球に戻す時もダイオードを外す必要がない。まぁ高いだけの事はあるだろう。(と自分を納得させる)取り付けが終了したらちょうど暗くなった。試運転バッチリ。 (from Instagram)

 


Fiat 500 ウインドシールド交換(ボヘミアングラス!)

台風で割れたチンクのウインドシールド(フロントガラス)を交換した。宛先不明で川崎東郵便局で止まっていたチェコからのガラスが「正当受取人判明」でやっと今日届いた。

「正当受取人」の番地が抜けていたそうな、、、
弁天さんの祭り太鼓の練習が聞こえる
チェコのガラス。ボヘミアングラスやな。(笑)

すぐ交換作業に取り掛かりたかったけど、コーキングが無いと雨漏りが心配。それに、古いガラスを外したら枠がサビサビだったらどうしよう、とサビチェンジャー(正式名は知らないが、赤錆に塗ったら黒く固まって被膜になる液体)も要る。材料買いに割れたガラスで最後のドライブ。

そんなこんなで、まずはルームランプ、ドライブレコーダー、ETCアンテナなどの配線を外す仕事に取り掛かったのはもう3時前。しかもその後のガラスを外すのにえらい手間取った。というのも、古いウェザーストリップ(ゴム)は飛んできた物がぶち当たって切れてはいたが弾力もあり、ひょっとしたら再利用できるかも、というスケベ心が働いた。さっさとカッター切れば2分で済むものを、マイナスドライバーでゴムの縁をネチネチ押し込んで20分もかかってしまった。

苦労して外したが、古いウェザーストリップはやっぱり使えそうにない。
左右と上辺のゴムを押し込む。全周やる必要はない。
力を入れなくてもガラスは外れる。
このくらいの小さいガラスなら取り外し、取り付けに吸盤はいらない。

とまれ、無事にガラスは外れたが、、、下から出てきたのは以前の修理でいい加減に剥がしたシール(コーキング)の残り滓と、その上に乗っかった接着剤のようなシール材。このままだと水漏れの原因になるので丁寧に剥がし、ペイント薄め液で残りを拭き取る(ラッカーシンナーはダメよ)。これにも数十分。サビは幸い大したこともなく、サビチェンジャーを少し隙間に流し込むだけで済んだ。

黒いコーキングの痕跡の上に、半透明のコーキングが乗っている。かなりいい加減な仕事がしてあった。心配だったサビは思ったほどではなかった。
塗装を傷つけないようにプラスチックのヘラで古いコーキングをこそげ取る。
ヘラで取り切れないコーキングの皮膜をペイント薄め液で丁寧に拭き取る。サビの部分にサビチェンジャーを流し込みシールする。

次に、新しいガラスにウェザーストリップを嵌め込み、隙間にシリコンコーキングを打つ。はみ出てもいいようにマスキングをするが、マスキングテープが思うようにくっつかない。手近にあった養生テープのほうがよく着く。

ウェザーストリップの継ぎ目部分が下に来るように、とネットでは言っていたが、このゴムは継ぎ目が横にある、、、どうせえっちゅうねん!(裏表間違えると恐ろしいことが、、、)
ホームセンターの一番安いシリコンコーキングで十分

ゴムを窓枠の内側に引っ張り込むためのヒモをウェザーストリップの溝に埋め込んだり、はみ出したコーキングを拭き取ったりしていて、ふと気がついたら日が傾いて、薄暗くなっていた。

丈夫で滑りのよいヒモがいい。園芸用の緑のポリエチレン製。石鹸水やワイヤグリスとかは使わなくても特に問題なし。ヒモはガラス下部で10cmほどオーバーラップさせてある。

ガラスを所定の位置に載せたらもう5時半。急がねば。

おいただけだけど、もう嵌ってるように見える。。。

ま、あとはヒモを引っ張るだけだから、日が暮れてもできるわな。。。

ヒモ引きの儀は下辺、両脇と順調に進みあとは上辺のみ、となったところで、なんかちょと手応えがない感じ。外から見ると上のコーナーをまわったあたりからヒモがゴムを引っ張り込んでいないのが見える。押したり叩いたりしてもガラスは入りそうにない。ままよ、とそのまま最後まで引っ張った。あかん、、、上辺は全く浮いたまま。。。ガクッ。。。

ひもを引っ張り始めて、オーバーラップがなくなった直後。すでにゴムが引き込まれている。
左手コーナー。この後、左右辺の上部までは順調だった。
上辺に移るコーナーあたりから、ヒモがゴムを置いてけぼりにしている状態。

ウインドシールドの交換は、外からガラスを押さえたり叩いたり引っ張り下げたりする手伝いと「二人でやれ」といろんなところに書かれているが、独居老人には猫の手もない。

黄昏どきに心までタソガレてきたが、そう言っても誰も手伝ってくれないので気を取り直し、、、内側から、外すときの丁度反対の作業、つまりゴムをマイナスドライバーで少しずつ引っ張り込むことをちまちまと地道に行った。で、やおら外側からゲンコツでウェザーストリップとガラスをゴンゴン叩いたら、ゴソっという感じで納まってくれた。

ゴムの巻き込みが無いか確かめて、マスキングテープを剥がし、コーキングの汚れを拭き取り、最後にドライブレコーダーとETCアンテナ、それに車検シールを移植して完了。日はとっぷり暮れていた。

ウインドシールド嵌め込み作業完了。
ガラスが入ってないように見える!

新しいガラスは、当たり前だけどあまりに透明で、たよりないくらい何にもないように思える。サイドの窓と見比べたら透明度がまるで違う。白内障の手術を受けたらきっとこんなふうに見えるんだろうな。

夜間の対向車のライト光拡散もこれで低減されるはず。
サイドの三角窓は最近拭いてないので、余計に白内障状態。

以上、めでたく作業が、、、終わってない!

外部からもコーキングを施す必要があった。これは暗いとできない仕事。明日の昼にでも打ってやろう。。。


追記:
外側のコーキングも終わり、ガラス交換作業完了。

Good-bye, broken windshield!


Fiat 500の点火時期調整工具の製作準備

チンクの点火タイミングを調整するには、プーリーのマークをクランクケースのマークから10°ずらしたところでポイントが開くようにする。

ただ、この10°ってのがなかなか簡単には測れないので、普通はプーリーの縁にマークから13mmのところにペンキなどで印をつけて、それを目印にしてやる。

僕のチンクのエンジンにも以前に車屋さんがつけてくれた白い点が見える。しかし、どうも位置が怪しいし、点のサイズもやたらデカイ。なんとかしなきゃ、、(まあ、今の所は快調なんですぐに調整が必要とも思えないけど、そのうち、、、)

整備マニュアルなどにはその角度を正確に測るFiat社製の特殊工具があると書いてあるが実物は見たことがない。ないとなると欲しくなる工具フェチ。しかし、調べてみてもほとんど情報がない。

ヘインズ・オーナーズ・ワークショップ・マニュアルより

ところが、トレーラー登録のときにエンジン諸元表の入手でお世話になった人のTweetにその工具の写真がバッチリ出ていて、工具ナンバーが読めた。それで検索したらなんと、fiatforum.comというサイトで自作希望者のために工具を実物大でスキャンした画像と寸法を公開してくれている人があった。おお、ありがたい!!!

さっそく画像をプリントアウトしてダンボールに貼り付け、モックアップを作って実車に試してみた。ばっちしじゃん!!!

このまま実用になるか、、、(と思ったが、不安定でアカンかった、、、(;´д`)トホホ… )

ダンボール製ナンチャッテ工具!

実際に金属板で作るにしても、写真をそのまま型紙に使うのはなんかシャクなんで、ここでまた「どうでもええことしー」の根性がムクムクと頭をもたげてきた。。。 ちょうど、Illustratorに代わるフリーのドローソフト「Gravit Designer」を入手したばかりなので、練習ついでに写真を下敷きにこいつで図面を引いた。正確な図面が必要なならこちらからどうぞ

元の写真はスキャン画像で物差しも一緒に撮ってあり、スケールも正確に1:1だけど、図面にすると工具自体の「いい加減さ」が見えてきた。使えないという意味ではなく、さすがイタリアという偏見の言葉がつい口にでそうになるユルさ。

3本ある角度を表示したメモリの線の延長線が、プーリーの円周に沿った曲線(円弧)の中心点に集まらないのだ。

つまり、工具の下辺の円弧はどうやらプーリーの丸みをかわすためだけで、必ずしも正確にプーリーと同心円の一部だとは言えない、または、メモリの線は、位置はともかく、角度は「まあまあ」で引いちゃったと。。。(こんな具合でクルマ作ってるん?W)

まあ、10°(プーリー円周上で13mm)の位置が正確に決められるのであれば何でもOKなんで、うるさいことは言うまい。(って、もう言っちゃってるけどね W)

あとは3mmのアルミ板(本物は2mmの鉄製。ステンレスは塗装しなくていいなあ。だけど鉄やステンは固くて工作が面倒くさいし、アルミでいいや)と内径11mmのパイプを手に入れて、ちゃちゃっと作ろう。。。と思うけど、今すぐ必要ないのでいつ取り掛かるのかは知らんけど。。。


Piaggio Ciaoの心臓移植

先日、オリジナルの心臓はガチャガチャ音とともに動きを止めてしまった。症状を鑑みるとちょっとやそっとで修理できるとは思えない。バラしたり部品注文して修理するの面倒くさくて嫌だなあ。。。あ、ガレージの奥に部品取り用の不動Ciaoがあった!エンジンの見た目は汚れも少ないし、あれを使おう。

しかしドナーから外して持ってきた移植すべき心臓は、ほとんど使われていないのにクランク軸が回らない。さてはこいつも焼き付いているのかとシリンダーを外したり、クランクケースをばらしたりしたが、中はなんともない。

結局フライホイールのサイズがわずかに大きくて周囲に接触していたことが判明。こんなアホなことってあるのかな。このフライホイールは冷却ファンもフィンがあちこち欠けているし、別の車種の部品をぶち込んだのか???

こんなことなら、壊れたエンジンを修理したほうが早かったかも、、、。元のエンジンからフライホイールを逆移植すると言う何をやってんだか判んない状況で今日の作業は終了。 (from Instagram)

壊れたエンジン
Piaggio Ciaoの心臓移植。先日、オリジナルの心臓はガチャガチャ音とともに動きを止めてしまった。症状を鑑みるとちょっとやそっとで修理できるとは思えない。しかしドナーから外して持ってきた移植すべき心臓は、ほとんど使われていないのにクランク軸が回らない。さてはこいつも焼き付いているのかとシリンダーを外したり、クランクケースをばらしたりしたが、中はなんともない。結局フライホイールのサイズがわずかに大きくて周囲に接触していたことが判明。こんなことってあるのかな。このフライホイールは冷却ファンもフィンがあちこち欠けているし、元のエンジンからフライホイールを逆移植すると言う何をやってんだか判んない状況で今日の作業は終了。 (from Instagram)
元のエンジンとドナーから移植予定の比較的新しいエンジン(手前)
サイズの合わないフライホイール(フィン欠けが見える)と専用工具でクランクシャフトから抜く途中の「マトモ」なフライホイール(手前)