うちに来て5年以上、パンク以外は故障らしい故障もなくビンビン疾走ってきたハリキリ娘のCiaoが、街なかで突然ブスブス言いだした。ン?燃料切れか?でも、ガソリンはたっぷり飲ませてあるはずなんだけど、、、とかなんとか思ってるうちに、また元にもどって走る。けど、すぐにブスブス。。。を繰り返す。
燃料が原因かもと、とりあえずガソリンスタンドで給油したらそんなに減っていなかった。燃料コックやパイプ、キャブレターの詰まりも考えられるが、、、断続的に詰まるってのもおかしい。
だましだまし家まで戻りプラグを点検したら、何と火花がとんでいない。別のプラグをハイテンションコードに突っ込んでみたが、やはり全くダメ。シリンダーヘッドのプラグ孔からはガソリンの匂いがするから燃料は来ている、しかも、ランプ類は全て点灯するから、もう原因は点火系で決まり。(とはいうものの、断続的にでも走れたのは何故?)
ガレージの奥に眠らせてある(つか遺体 安置してある)ドナーの車体から外したCDIユニット(写真で白い方)を仮組みしてペダルを漕いだら、即元気よくエンジンがまわりだした。
ああ、これでドナーの復活はさらに遠のいたな、、、と思ったとき、ハイテンションコードやプラグキャップの不具合でもこういうことは起きるかも、と考えて、新旧のCDIとプラグとハイテンションコードを取っ替え引っ替えして悪いところを突き止めることにした。
まず、元のCDIユニットを仮組みし同じく古いハイテンションコードにプラグキャップだけ新しくしてみたら、、、あれ?エンジンかかるじゃん!
プラグキャップも古いのにしてもまだまだ回るし、ブスブスいう気配もない。ちぇっ!プラグキャップだったの?でも、試しにキャップも古いのに戻してみても、ちゃんと回る!
あれこれ取っ替え引っ替えしても、どの組み合わせでも不調は起きない。
何のことはない、よくある「バラして組み直したら直った」というやつ、、、仮病かよっ!
そういや、最近はもうひとりのイタ娘、Fiat 500のチンク嬢に乗ることが多いからCiaoがヤキモチ焼いたか。。。(ゴメンね)
何はともあれ、Ciao嬢はすっかり元気になりましたとさ。
どんどはれ