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Fiat 500のドアポケット取り付け

ヘッドライトの部品、今日来るかと思ったら来なかった。車検が受けれん。北海道から普通郵便は2〜3日かかる。やっぱ遠いねえ。(ていうか、とてもシンプルな部品だけど、なぜ北海道の人が販売(製作も?)してるんだろ、、、)。

それはともかく、今日は医者に行ったり何だりかんだりで街へ下りたので、ついでにFiat 500のドアポケット取り付けに必要なネジ類の部品を買ってきた。家に帰り着いたら夕方だったけど構わずヘッドランプを灯して作業開始。

昨日、やり残したポリエチレンの防水膜もやっつけたし、ネジで止めたらポン付けか、、、と思いきや。結構メンドクサイことに。

問題は内張りパネルを取り付けるときに「撓ませて嵌め込む」こと。ポケットは6本のネジでパネルに固定するのだが、そのうち底にある4本はパネルの裏側でナット締め、上部の両側2本だけ外側からタッピングビスを捻じ込む。つまり上のほうはパネルを嵌め込んでからでないと固定できない。いやしてはいけないのだ。

ドアポケット底部をパネルにネジ止め

そうしないとポケットが付いた内張りパネルの下部の剛性が強く、全く撓まなくなってしまう。それでポケット上部は後から始末することになる。

ドアポケット上部のタッピングビスを仮止め

説明が面倒なので詳しくは書かないが、タッピングビスの相方はパネルではなく、ドアの板金部分。本来ならここにクリップナットなのだろうが、そんなもんそこらに売ってないので、石膏ボード用のプラスチックアンカーで代用。ポケット、パネル、アンカーの位置関係が少しでも狂うと最後の最後にこの2本のビスがアンカーの穴に食い込んでくれなくなる。仮組みのときにアンカーの位置がパネルに転写されるように工夫して位置決めをした。ふう、、、

それさえできれば後はズコズコとネジ孔を穿って、パネルにポケットをナット留めし、ポリ膜を両面テープで貼り付け、パネルをドアに嵌め込んで、えいや!っとタッピングビスを捩じ込んだ。両側のドアに4本のビスはピッタリ。

最後にハンドル類を復旧して、めでたしめでたし。

助手席側ドアポケット
昨日の状態(慌てて嵌めたので、下部に一箇所作業ミスがある、、、(汗)
今日、助手席側のドアポケット取り付け後

これで狭いチンクエチェントに若干の収納スペースが生まれた。それともう一つの利点は、ドアポケットとシートが隙間なく密着してるので、運転中、知らぬ間にズボンのポケットから携帯とかを落っことしても、座席の下に行ってしまうことはなくなること。

運転席側のポケット


Fiat 500のドア内装パネル製作

再度車検を受けるのに必要な部品がまだ来ないので、ずっと気になっていたドアの内張りの弛みを何とかすることにした。

数年前にチンクちゃんがウチに来たときから、ビニールレザー張りのパネルがグニャグニャで、特に助手席側のはだらんと膨れている。おそらく雨水で中の板がグサグサになってるのだろう。

「ハードボード」という木材の繊維を熱で固めた薄板を買って、元の歪んだボードをテンプレートにして複製した。それにビニールレザーを強力スプレー糊でくっつけて、ハイ出来上がり。

一見、角丸長方形に見えたけど、仮合わせしたら微妙に平行四辺形だと判明。レザーを貼る前に調べて置いて良かった!

ハードボードはある程度耐水性があるが、若干心配なので裏にはラッカーを吹き付けておいた。次にバラすときには、今時の乗用車のようにポリエチレンの裏張り皮膜も張ってやろうと思う。

もう一つやることがある。本来この500Fというタイプには付いてない500L用ドアポケットの取り付け。中古部品を買ったのだけどネジ穴が割れていて修理に手間取ったり、M4のナットなどのネジ類がうちに無くて、今日はまだできない。とりあえず、明日にはライトの部品が来るので、そのときに一緒に取り付ける予定。ついでにポリ皮膜も。


Fiat 500のタイヤ履き替え

明日、車検だというのに、のんびり整備していたら前輪のタイヤがすり減って、溝が規定(1.6mm )に足りない可能性があると判明。贔屓目にみたらありそうな気もするが、、、どっちにしてもギリギリなので替えておくべきだ。けど、今から街に出てもミシュランやピレリの12インチタイヤなんてどこにも売ってない。通販だったら最低でも数日はかかる。。。(ま、陸運支局に頼んで持ち込み車検の日時を変えてもらえばいいんだけど、それもメンドクサイ)

たまたまだけど、車検とは関係なく数日前にヤフオクで、めったに出てこない中古のチンク用ホイールを落札していた。それは、ここ数年雪に閉じ込められる事がちょくちょくあるので、スタッドレスタイヤを履くために買ったもの(火曜日発送予定だったものを出品者が気を利かせて土曜に出してくれたので、今朝到着していた)。4本セットで8分山のノーマルタイヤ付き。とりあえずスタッドレスは後にして、こいつを流用してぶち込んでみた。

オマケで付いてきたタイヤ(135/80−12)はオリジナル(125/80−12)より幅が1cm広く、外径も1.5cm大きい。車検で計測される40km /hのメーター読みで実際には41.4km /h出ている計算になる。もっとも、メーターは実速度より多めに表示される事がおおいし、1〜2km /hの誤差は容認されるから、全く問題ない。

問題は、タイヤの幅、外径ともに大きくなったことでタイヤハウス内での車体との干渉。特に、ハンドルを左右に一杯切ったときの前輪がどうなのか、、、これは取り付けてみないと判らない。(前のオーナーがこのタイヤをFiat 500で使っていたのだから大丈夫なはずだが、ネット情報では古いFiat 500には「個体差」があり、内側が擦れるものもあるとか、、、工業国イタリア、大丈夫か?)

実際に装着した結果は、全く問題なし。タイヤと車体の間には未だ余裕がある。。ただ、買ったホイールには車体色に合わない色が塗られているのはちょっと、、、。が、まあ、これは目を瞑ろう。(車検準備のためにホイールキャップを外してあるので余計に目立つが、、、)

近所を試運転してみたら、思わぬ副次効果があった。これまで前輪に着けていたミシュランも後輪のピレリも古いラジアルらしいゴツゴツした乗り心地だったが、ブリジストンのスニーカーという銘柄は安物だけどはっきりと乗り心地が良くなった(単に腰のないぐにゃぐにゃタイヤってことかも。でも低速でしか走らないチンクちゃんにはどうでも良いこと。逆に衝撃が減って故障しにくくなるかもw)。

このサイズでも車検や普段の使用がOKなら、なにもオリジナルのタイヤサイズにこだわって普通に売ってないミシュランやピレリの高い輸入品を買わずとも、そこらで半額で買える国産品で十分だな。しばらくこのまま履いておこう。

追記:ホイールは雪道用のスタッドレスタイヤを履くつもりで買ったのだけど、考えてみたらメッチャクチャよく錆びるチンクちゃんで塩である融雪剤の撒かれた所を走るってのは、ダメだろな、、、


Fiat 500 ハンドブレーキのブーツ

このごろ冷えてきてチンクちゃんの窓が曇るのでヒーター(ていうか、空冷エンジンの熱をそのまま室内に持ってくるだけ)をオンにしてデフロスターを使うことがある。ところが暖気がウインドシールドに届くまでにハンドブレーキの付け根から盛大に漏れてしまう。隙間風用のスポンジを突っ込んだりしていたけどみっともないので、ブレーキレバーにブーツを作ってかぶせることにした。

ブーツの内部でネジ止めするために背中側を開いておいて、基部を取り付け後に上からスニーカーの編み上げみたいに縫い付けることにした。黒い合皮の素材は百均のハギレ。縫い付ける紐はありものの真っ赤。

いや、しかし、、、黒に赤はいけません。なんか品がないし族っぽいし、、、

あ〜あ、ちゃんと色を考えて買ってきて黒にすればよかったな。。。今からマジックで黒くしようか。。。


Fiat 500 配線トラブル二日連続

新しいフューズとフューズをホルダーを取り付けたら、昨日の悪夢のようなトラブルが嘘のように解消した。解消どころか絶好調。修理ついでに他のヒューズも全て抜いて、ブレード部分を磨いておいた。ターミナルの緩みなども一つ一つ揺すったり引っ張ったりして確認。

昼間、街へ用事に出かけ、また晩くなって帰ろうとしたら、ヘッドライトが点かない。。。今までも、時々スタート時に一瞬点かないことがあったけど、直ぐに点灯したのでリレーの接点が汚れているんだろうくらいに思っていた。今夜のは違う。全く無反応。しばらくあれこれやってみたが、だめ。。。表通りの明るい街灯の下で、またフューズ周りの配電盤に繋がってる線やリレー、スイッチ類を目と手で辿ってアヤシイ所を探したら、ありました〜!

ギボシ端子のコネクタの一つが薄っすら発熱している。揺すったらリレーがカチャカチャいいだした。振り返ったらメーターの照明が点灯し、ウィンドスクリーンの外が明るい。これだ。。。と端子を抜こうとしたらリード線の方が抜けてしまった。反対側のリード線もゆるゆるで直ぐに抜けた。

前のオーナーの趣味で『未来世紀ブラジル』に出てきそうなグッチャグチャの配線が溢れかえってる中で、やたら無意味にコネクタとかが挟まっている。接続部分が多ければ電圧降下と発熱の嵐、、、ぼちぼち新規のワイヤリング・ハーネスを自前で引き直さないといけないかな。

ああでもないこうでもない、と30分ほど立ち往生した後、仮結線して家まで無事走って帰れた。ヘッドライトやメーターの照明がはっきりと明るくなった。

以前から不調だったところへ、ヒューズやターミナルをゴソゴソやったために、接触不良のコネクタにトドメをさしてしまったのだった。。。

ちゃんちゃん