10年か20年か、長年使われてきた風呂の換気扇が昨年あたりからヴィィィィ〜ンと唸るようになった。軸受メタルの摩耗だろう。モーター自体はまだまだ回る気十分でも、古い扇風機がよく火を噴くと聞くのでここはひとつ引退してもらうことにした。
メーカーはもう同じ型番は製造しておらず同サイズの後継品を注文した。新型は殆どプラスチック製でやたら軽い。箱が届いた時、換気扇本体ではなく間違ってカバーかダクトだけが来てしまったか?と思ったほど。
旧型では金属だったファンもプラ化され、羽が普通のプロペラ形状ではなくターボファンという圧送能力の高いタイプになっている。しかも静音性を上げるためだろう、エッジ部分はギザギザにしてある。最新旅客機Boeing787のエンジン後部に付けられたシェブロンノズルと同じようなものなのか。。。
内部の色は灰色から黒の変更され、カビや汚れが目立たなくなっている。でも、カバーを外さないと見えないところだし、掃除の目安としては汚れが判りやすいほうがええのにねえ。。。あと、プラスチック化が進んだためだろうか、アース取りが不要の二重絶縁となっていた。確かに、配線以外で漏電しそうな金属部分が見当たらない。(風蓋はアルミ板だけど、風圧駆動で電気周りとは隔絶している)
ともあれ、アースがないので電線2本を端子で接続するだけ。後はネジで壁に固定し、カバーを取り付けたらちゃちゃっと完了。
確かに静かになった。。。
ウチの風呂の窓から、昼は谷の向こうの山の緑が見えるし、夜は月見ができてとってもエエ感じなんやけど、うっかり立ち上がるとスッポンポンを下の家々に開陳することになりまんねん。