iMac 27 inch 2015 lateのメモリ追加

去年の夏、僕が長期の旅行に出るので知り合いがあわててiMacの買い替えの相談を持ちかけてきた。長いこと(2006年から!)使ってきたポリカの白いiMacがいよいよヤバイかったので随分以前から新機種の導入を促していたのにぃ、ったくぅ、何でみんなケツが重いんだ?

古いマシンの入れ替えにしてもセキュリティにしても、カネはかかるが安全には代えられない。なのに平気で目を瞑れる神経が理解できない。

まだ使えるのにもったいない?そう、その通り!それなりに知識や技術があれば古い機械でもカネをかけずに大事に使い続けられる。けど、どなたもそういうことには頭も時間もエネルギーもこれっぽっちも使いたくないらしい。手間もかけず、勉強の努力もせずに財布にやさしくなんて、、、ご都合主義もいい加減にしてよ、ふんとにぃ。(と言いつつ、そういう人たちから古くなったMacをせしめて来ては使ってる僕は詐欺師か、、、極悪人やな(笑)

ま、それはともかく、知り合いは目出度くiMac 2015 27 inch Late モデルを導入。ところが購入時にiMacのRAMを標準の8GBから増設を依頼すると2〜3万円ふんだくられるので「んなもん、自分でやったら半額ですむわい」と他人の財布事だけど、ここはひとつ正義感からがんばってケチってしまった。(こうやって、いつも懲りずに手間を増やし、自分の時間を削ってしまう。
(;´д`)トホホ… )

白いエンドのレバーを引いて、メモリスロットのラックを引き出す

ところがそのまま旅に出て、その後彼女も僕もすっかりメモリのことを忘れてしまっていた。IllustratorとPhotoshopを同時に立ち上げて着物関係の結構ヘビーな仕事をする人なんで、たちまちメモリ不足が露呈。しかし元々がメモリ4GB(実質は3GB!)の超古いMacを10年も使ってきた人だから、メモリ不足によるスワップでの速度低下など気にならないらしい。

昔のマカーが黎明期のグラフィックソフトで1クリックしたら作業完了までタバコ1本吸えたとか、コーヒー飲みに喫茶店に行ったとか、豪語していたのを思い出した。実際、僕も20年以上前、当時最大級の128MBのRAMを積んだWin95機を使っていたのに、グライダーの図面を精密スキャンして合成しようとしたら、とたんに何分間も反応が無くなり、すわ故障か?と慌てて友人に相談したことがある。未熟だったなあ、、、あの頃(遠い目)

閑話休題。iMacのオーナーはメモリ不足の不具合なんのその、ガシガシと仕事をしていたのだけれど、ヒョンなことで僕がそのMacの設定をしていて件の問題に気付いた。幸いiMacのメモリ・ベイはどのモデルもアクセスが楽チン。今のは工具さえ要らない(ことになっている、が、指先ではとうてい開かないのでドライバーでも箸でも、尖った棒っこが要る)。

電源ケーブルを本体から抜き、隠しボタンを押すとメモリ・スロットを覆うカバーが浮き上がるので、それを剥がし、露出したレバーを引けばメモリ・ラックがせり出してくる。標準状態だと空きスロットが2列あるので、用意したDDR3のRAMを差し込む。レバーを押し戻し、カバーで蓋をして、電源ケーブルを差し込んだら作業完了。

使ったメモリはこれ。(Komputerbay 16GB 1866MHz SODIMM iMac ( Late2015 27インチRetina 5K )用メモリ8GB x 2)


痛風発作!!!(注意、痛いのが好きな人、必読。そうじゃない人、見ないでね)

昨日の夜、花脊の松上げが終わる頃、左足親指の付け根がムズムズし始めた。友人宅にもどって雑談しながら、だんだんと痛みに変化するのを感じたけど、心配させないように何食わぬ顔で車に乗り込み、帰途についた。。。が、実はこの時点でもう踵でしか立てないほどの激痛になっていた。

乗っていった車がオートマで良かった。。。花背へ行く前にFBで松上げに一緒どう?とお誘いをかけたけど、誰も来なかったので危うく小っこいやんちゃ娘のFiat Cinquecento嬢にするところだった、、、この足じゃクラッチ踏めんもんね。やべ。

10年ぶり?かそれ以上ぶりの発作。人生でまだ数回しか経験していないが、この「錆びた5寸釘が足を貫通した」ような痛さは絶対好きにはなれないな。ザリザリに錆びた釘が足裏に刺さったまま歩くのを想像してみ?よほどの変態でないかぎり嬉しくはない。

痛みといえば、、、ラグビーでの指や肩の脱臼とその整復に失敗して神経や血管を挟んだ時とか、バイク屋自転車の事故の怪我などいろいろあるが、それらより痛かったのが:

⑥麻酔なしで手のひらの3cmの傷を縫合 < ⑤人差し指の爪の下に刺さった木のトゲ除去のため麻酔なしで爪の切開と部分除去 < ④脊柱管狭窄の腰部鈍痛 < ③膀胱炎による膿と血液による尿道激痛 < ②痛風発作 < ①十二指腸穿孔による腹腔内への胃液漏出

つまり痛風はこれまでの人生で2番めの痛さ!

最近ずっと昼間は涼しい地下室に篭りっきり、そして昨夜の花脊はむしろ肌寒さを感じる程だったので汗などかくわけもなく、かと言って夏場は痛風を警戒して水分を良く摂るように心がけていたのに、、、もちろん痛風の処方薬をもらっているから欠かさず飲んでいる。全く心当たりがない。

原因はどうあれ、現実に親指から拇指球にかけてパンパンに腫れている。熱も持っている。じっとしていてもズッキンズッキンと自分の脈ですら痛みの元になる。そのうち足だけでなく脚全体も痛みはじめた。放散痛の一種かな。どうにかしなきゃ。

冷蔵庫の奥にいつのかわからない(おそらく10年以上前の)ボルタレン坐薬と6年前の頚椎手術で貰ったロキソニン錠剤があった。痛風の痛みにはボルタレンがよく効くが如何せん古くてキモい(だったら捨てろよW)。ロックスの方は若干新しいが果たして痛風に効くのか?それに胃に悪そうだし、、、。で、あれこれ天秤にかけたうえで後者を選択。

ロックスは腎機能を阻害するらしいので、尿が出にくくなるおそれがある。としたら尿酸排出もできなくなる。まあ、発作の急性期にあまり急激に尿酸値を降下させるのも炎症や痛みを激化させると聞いていたので、とりあえず少しずつでも尿が出てくれたら良しとして、まずは痛みと腫れの軽減。

僕は普通の人より痛みに対して耐性があるらしいが、6年物のロキソニンがなかなか効いてくれず、明け方まで寝付けなかった。かといって本でも読めるような状態じゃないし、お茶とたまたまあった百均のクエン酸入り梅ドリンクをがぶ飲みしてはトイレに行くのを夜中繰り返した。お茶のカフェインは利尿剤だし、クエン酸は血液のPh値を上げてアルカリ化し、析出した尿酸結晶の溶解を助ける。(寝れなかったのはお茶のせいかもw)

そのうえに、やはり6年前のフェルビナク経費鎮痛消炎剤をドボドボになるくらい塗布したり、冷凍庫から保冷剤出して患部を冷やしたり、、、それにしても痛みの夜は長かった。。。

空が白んで鳥とセミが鳴きだすころにウトウトし、トイレに行きたいと思いつつやっと眠り込んだ。朝8時半ごろ目が醒めて、かかりつけの医者のいる病院に連絡した。リウマチの名医だそうで予約診療しかしていないけど、事情を説明して無理やり予定に突っ込んでもらう。

で、ふと気がついたら痛みが半減してるじゃない!!!

薬が効いたか、水の大量摂取と尿の大量排泄のおかげか、、、なんでもいいけど、おかげで車まで歩ける。運転も問題なし。

病院で待つこと2時間。痛みはどんどん引いていく。診察の順番が回ってきたころには、ほんの少しびっこを引くくらいで済むようになった。案の定ボルタレン坐薬を処方され、現在使っている痛風薬を変えようということになった。血液検査を受けて次回の診察予約をして、薬局で薬を受け取り帰宅。

でも、結局のところ家に戻ってから鎮痛剤も貰った坐薬も使っていない。ロキソニンの効果はとっくに切れているはずだけど痛みも腫れも熱もほぼ皆無。今も水分の大量摂取は続けているのだけれど、それだけでこんなに劇的に治るもんかね、と首をかしげているところ。寝不足なので今日は早く寝よう。ってももう夜中の1時じゃん。ぐっすり眠れそうなのでその間の水分補給はできない。さてそれが凶と出ないことを祈りながら、おやすみなさい。