この線路の向こうには何があるの?

今、シベリア鉄道の切符予を約中。バックでは『さらばシベリア鉄道』が流れている。あれこれ調べてRussian Railwaysのサイトに行き着くまでに、大滝詠一のこの曲も引っかかってきた。

スクリーンショット 2016-07-17 19.41.39Mod昔の連れあいが彼のファンでLPをよくかけていたので、大滝詠一の曲を聴くといつもあの頃の記憶が鮮明に蘇ってきて辛くなるんだけど、、、

一方、親しい友人のミュージシャンが彼へのオマージュとしてカバーしたりパロったりしていて、そういう新鮮なフィルターを通して聴くと、たとえほろ苦い思い出にも懐かしさを覚える。ああ、今はそっちのバージョンを聴きたいなあ、、、 (でもいろんな事情で今すぐここでは無理。ふう、、、)

2016-04-14 12.41.03Mod大滝詠一は何故か折に触れひょこっと顔を出す。この春も、朽ち果てた倉庫の整理をしていたら泥の中から彼女が残していったアルバム『Each Time』が出てきて、どきっ!『ロンバケ』もその辺りに埋まってるに違いなかったが捜さなかった。(カーペンターズの『Now and Then』も一緒にくっついて出てきたけど、それって皮肉?昨日はもう戻らないのにさ、って。)

来月、ウラジオストクの駅に立ったとき、あらためてその線路の向こうには何があるのかと思いを馳せるだろう。シベリアを越えてモスクワ、ヘルシンキ、ストックホルム、さらには15の時に憧れたKungsledenを歩いて最果ての地、ラップランドまで行き着けたら哀しい瞳のトナカイに遭うかもしれない、、、と今から遠い目。


「この線路の向こうには何があるの?」への3件のフィードバック

  1. FBにもコメントしましたが、興奮してこちらにも。

    憧れのシベリア鉄道です。
    初海外旅行にシベリア鉄道を希望したら、全員に却下されました。
    死ぬまでにウラジオストクからひと駅でも良いから行きたいと思ってます。
    素晴らしい旅になりますように、報告待ってます。

    1. 小輪瀬さん、コメントありがとうございます。シベリア鉄道は20年前にローカル線を乗り継いて中国、モンゴルを抜けてイルクーツクまで行ったとき、そこからモスクワまで乗ったことがあります。当時はロシア語もわからないのによくまあ切符が買えたもんだと思いますが、今はネット予約ができます。ロシアビザはバウチャーか招請状が必要でいろいろうるさいく、旅行社に任せるのが一番ラクちんなんですが、どうも僕の性分としてめんどくさい個人申請を選んでしまいます。まあ、シベリア鉄道を選ぶ時点で僕自身がめんどくさい人なんでしょうが、、、。前回は当時の彼女と一緒でしたが、今回は一人旅。一週間の退屈を楽しみたいと思います。
      ちなみに、めんどくさいついでに、今回の旅の経路を書いておきます。
      京都→JRで境港→フェリーで韓国 東海→フェリーでウラジオストク→シベリア鉄道でモスクワ→ロシア鉄道でフィンランド ヘルシンキ→フェリーでスウェーデン ストックホルム→鉄道で何処か北の町→バスでトレッキングロードのKungsleden南入口→徒歩で440km北極圏の町アビスコまで。帰り方を考えてないのですが飛行機は乗りたくない。もう一回、シベリア鉄道なのか、、、そしたら、ロシアビザは海外で取れないとのことなので複数入国ビザが必要になり、これまためんどくさい。。。。という、今日このごろですわ。(笑)

      ともかく、ロシアは隣の国なのでウラジオストクまで飛行機でほんの数時間。そこからはハバロフスクまでシベリア鉄道で。飛行機で大阪まで帰る、またはその逆コースのツアーとかいっぱいありますよ。おすすめはもうちょっと足を延ばしてバイカル湖の横を通過するイルクーツク行き。これもツアーがあるようです。僕自身はモンゴルからイルクーツクへ直行したので鉄道ではバイカル湖を見ていませんが、、、、その代わり、モンゴルで買った自転車に乗ってイルクーツクからバイカル湖まで行きました。たった50kmなのに登り下りの連続で大変でしたが、めちゃ綺麗。苦労して行った甲斐はありました。今回は車窓から眺めることができます。小輪瀬さんもぜひ!

      1. 返信ありがとうございます。
        シベリア鉄道を選ぶ時点でめんどくさい人(笑)
        そんな事ありませんが、一般的にはそうなのかもしれないですね。
        旅の経路もかなりめんどくさい、「飛行機を使わないで一週間の退屈を楽しむひとりの旅」長いタイトルですが素敵過ぎます。
        羨ましい〜〜。
        実は、私は鎖国状態でこの年齢まで海外経験ゼロ。開国はどこにしようかアレコレ思いを膨らませ夢見るおばはんですが、夢見る異国は、いわゆるリゾート地はなくシベリア鉄道!(私の頭の中ではリゾート気分満載なんですけど)
        日本語しか話せないのに無謀過ぎると家族に反対されてますが体力のあるうちにツアーでも良いので行ってみたいと思ってます。
        旅行報告楽しみにしていますね。

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