[Kungsleden, 旅, 日記] Optimus 123r Svea 一昨年の秋、北上山地のタイマグラでキャンプ中に、安全弁固着による異常圧力でタンクが変形してしまったスベア。1989年にブータンへ行った時からだからもう四半世紀以上も使っていたんだなあ。。。 eBayで買った新古のタンクに取り替えて、ついでに分解整備した。試運転、上々。(自動車用ガソリンなんで炎が赤っぽいけど、、、) http://okamoo.com/blog/wp-content/uploads/2016/08/Optimas123RSvea.mp4 自動車用ガソリン(赤ガス)使用で黒く煤けている。 圧力過多で傷んだタンク 事故後に叩き込んだが、強度に不安の残る底面 部品としては売っていなさそうで、eBayで見つけた新古タンク。 新しいタンクの底面。タンクが若干重いように感じる。強度が上がったのか?(作りは少し雑な感じもするが) バーナーとバルブをタンクから分離する。熱で固着している。プレヒートで加熱される部分なのでシール等はなく、テーパーネジで密閉度を上げているらしい。 一昨年の事故のとき、過加圧で高温になったためか、燃料を吸い上げるウィックのスリーブのハンダ付けが外れていた。 ウィックのスリーブをバーナーで炙ってハンダを溶かし、元の位置へ戻す。 燃料調整機構は煤けていてもピカピカに磨く趣味はないので、燃料添加剤による固着を防ぐためにパーツクリーナーを吹き付けて軽くワイヤーブラシをかけただけ。油漏れがなくスムーズに回転するスピンドル部分は分解の必要なし。 タンクにウィックを押し込む。 バーナー基部を取り付ける。 これが過加圧の原因になった燃料キャップ。安全弁の動きが渋く、事故当時は多分固着していたのだろう。爪楊枝で押して見ると動きが渋く、また純正品よりバネが強い感じがする。今後は使用しない。 試運転。フィアット500の予備燃料タンクからガソリンを拝借。またいつものように元気な音で燃えてくれる。 2016年8月2日 okamoo コメントする