具だくさんのスープカレー

友達のiPhone買い替えと、つなぎの旧iPhoneのSIMロック解除、格安SIMへの乗り換え、MNP、APNなんちゃらかんちゃら、、、の作業と説明、まだ道半ば。
お昼はお母さん手作りの昔ながらのカレーをいただき、帰りには依頼者の手作りのスープカレーをオミヤに。。。

めっさウマい仕事!

調理したご本人は「スープカレーと言うより野菜煮込み」と。。。
ご飯も付けていただいた。
あっという間に完食。

 


葡萄 んめぇ!

ご近所さんに「ちょっと見てほしいんだけど」と言われて行った見たら、家の柱の根本が傷んでいた。雨水が当たるところで、湿気にやられてた。虫が食ってるような感じも、、、。

ということで、ほんとに「ちょっと見た」だけなのに、お礼に葡萄を頂いた。(お礼じゃなく、たまたま葡萄のおすそ分けだったのかもしれないけど、、、)

「サニードルチェ (種なし・皮ごと)」と書いてある。英語とイタリア語のチャンポン名はともかく、種無し・皮ごとって、僕は葡萄の品種に拘らず種ごと、皮ごと食べるので、それ自体は特段気に留めていなかった。

ところが、食べてみてその食感に驚いた。もちろん皮ごと齧ったんだけど、サクッというかシャリッというか、全然葡萄のそれじゃない。むしろ林檎じゃね?と一瞬思ったせいか、その後の味や香りも林檎に感じられてしかたない。種なし葡萄は種ありに比べて味や食感が頼りないと思っていたけど、まるで違う果物で比較の対象にならない。いや、美味いんだなあ、これが。(タダでいただいた物だから、よけい美味いな。W)

追記:

サニードルチェって、知らなかったし、味やテクスチャが面白かったんで、調べてみたら「青林檎ような風味」とか出てくる。僕の味覚も、まだ普通の人並みには働いているようだ。


Fiat 500に付いてきたシートの売却と発送

中古で買ったときに付いてきたフロントシートはバケットシートで、チンク用に幅の狭いタイプ。もちろんリクライニングもしない。両サイドのヒップサポートが高く運転席への乗り降りが窮屈なだけでなく、リクライニングどころか背もたれは当然前にも倒れないから後部座席へ入るにはほぼサーカスかアクロバットのような体勢を強いられる。

そんで、3年前に別の車種(軽四)のシートに取っ替えた。(そんときの記事はこちら

取っ払ったシート2脚は邪魔っけで置くところがなく、長らくトレーラーの上に鎮座していた。ここも、トレーラーを使う度にヨッコラショと抱えてシートを移動させるのでメンドクサイ。かと言って、こんなかさばるものをネットオークションとかで売った日にゃ、梱包とかがもっとメンドクサイ。

ところが先日、車をとめさせてもらってる空き地が売りに出るとか出ないとかで、いつ何時、車を動かせと言われるかも知れない状況が発生した。そうなったらトレーラーを車庫(ガレージあるんかい!と言われそう。。。バイクで満タンですぅ。。。)の奥に「立て掛けて」、、、とか、いろいろ対応しないといけなくなるかも知れない。のんびりシートを積んで置くのはよろしくないかも、、、。とあいなった。

で、この3年間、シートを売るためには梱包をしないといけないが、それよりトレーラーを使うときだけ積み下ろしするほうが楽、というその場逃れのシチュエーションで流してきたが、ついに年貢の納め時と。

一応、イタリアはミラノの産ということらしいので、「 BF  Torino・Italy」ちうロゴプレートの文字を頼りに検索してみたら、新品はなかなかのお値段(実は廉価版らしいけど、それでも1脚で398€≒50,000円以上!)。ただ、自分が新品で買ったわけじゃないから何の保証もないので、オークションでは控えめに2脚セットで1万円スタートとした。1万円いただけたら梱包手数料くらいにはなるし。。。と。

オークションの蓋を明けてみたら、なんかガンガンせり上がって、しまいに49,000円になった。欲しい人にはそれだけの価値があったんだなあ、、、。僕は要らんけど。インチキなものを吹っかけて売ったわけじゃないけど、ちょっと「ええんかいな、、、」とは思う。前のオーナーは、チンクに相当のお金を突っ込んでいたらしいので、シートもそれなりに良いものなんだろうけど。

昨日、梱包用にプチプチシートや胴縁材、布ガムテープ、木ネジなどを買いに出て、ついでにダンボールもスーパーでもらってきた。まずは2つのシートを個別にプチプチとダンボールで包んだ。そこで日没。

今日は、午前中から木枠を組んで、その中にシートを巴形に突っ込んで蓋をし、周囲をダンボールで覆った。ご近所中から注目を浴びて、こっ恥ずかしい。つか、何も悪い事してないんだけど、ついコソコソしてしまう。まあ、ご近所さんの関心を引くのは必ずをマイナスなことではなく、数軒向こうの陶芸家の馬場さんが荷造りバンドをわけてくださったので、最終的にバッチリ決まったし、何より持ちやすくなった。

日が傾く頃に、佐川の集荷がやってきて、やっと厄介払いができる、、、と思いきや、ドライバーが伝票を忘れてきたとかで、ひと悶着。ま、とりあえず荷物は渡して、伝票は会社に戻ってから彼が書いてくれると。伝票番号は後で電話で知らせて、伝票は明日届けます、とのことだった。

僕としては目の前からシートが無くなってくれりゃ、それでよかったんだけど、、、オークションの落札者に伝票番号を知らせないといかん。すでにオークションの商品代金は支払われているから、早く出荷のお知らせしないと、相手も不安になるだろう。

ところが夜7時を過ぎても電話が来ない。状況を聞こうにも佐川の問い合わせ電話は7時で終わり。ネットでいくら調べても、営業時間外にうるさくされないように営業所の電話番号はなかなか見つからないようになっている。ま、その辺はいくらでも手があるので、電話でねじ込んだら、即、ドライバーから電話がかかってきた。これで、ネットオークションの手続きが終了できる。メデタシメデタシ。

ふと気がつくと外は雨じゃん。日中の作業中、日差しが強いの、暑いの、と散々文句言ってたが、作業中に降らないだけよかった。

ああ疲れた。。。

追記:中秋の名月も、せっかく満月だというのに雨雲に隠れている、、、


ハクビシン

先日、花背の友人ちからの帰り道でハクビシンを見かけた。夜9時過ぎに花背峠の急坂を下りきり、後少しで鞍馬というところで緩いカーブを曲がっていたらいきなりライトの光に小動物が。。。 里も近いからネコ?いやタヌキ?アライグマかも、、、とか思っているうちに、ガードレールを乗り越えて視界から消えていった。

ちらっと白い顔が見えたような気がしたのでハクビシンかも、と後から思った。人家の天井裏や床下に住みついて迷惑かける「害獣」としてアライグマなどと共にメディアで時々登場するが、僕は今まで生で見たことがなかった。家に帰って調べてみたら確かにハクビシンは顔が白く体型も割とほっそりしてる間違いなさそう。映像にあるように尾の先が黒いのもいるようだ。

ハクビシンはいっとき新型コロナの感染源と言われていた。が、どうやらそれは濡衣だったらしい。外来種のようだけど移入時期がはっきりせず在来生物同様に鳥獣保護法の適用対象で、いくら天井裏に溜め糞されたからと言って勝手に駆除はできないのだとか、、、。まあ、出自がどうあれ、迷惑かけなきゃいいわけで、、、僕が見かけた個体がいた場所はそれなりに山の中だけど近くには京都バスの施設があり、その先には鞍馬の集落もあるから、こいつがそういう所へのこのこ出ていって嫌われ者にならないことを願う。


Ciaoの難儀

うちのCiaoは、もともと変速機無しのCiao Pというタイプだったのを、姉妹車のBravoから移植したVariomaticというバリエーター(かっこよく言えばCVTだが、昔からあるVベルトと可変幅プーリーの組み合わせで無断変速を行う機構)で、まがい物のCiao PVに化けている。(こちら参照)

どちらの車種のギアボックスも(プーリーの軸の長さ以外)外形は同じなんでポン付け互換できる。ただ見た目は同じように見えても変速機構やギア比の違いがあるので始動時に相当の力が要る。てことは、スタータークラッチにもかなりの力が加わることになり、めんどくさいトラブルが起きてしまう。

左手側のシューは以前に整形失敗したもの(再整形は可能)。中央上は歪んだ上に過熱してゴムダンパーが溶け落ちている。中央下は新品。右手側は新旧を重ねたが、違いがよく判らない。(下のGIFアニメ参照)

端的に言うと、スタータークラッチがこの力に耐えきれず変形し、遠心力がかかってもシューとドラムが十分にエンゲージができず、滑ってエンジンがかからなくなるのだ。

シューは食いつきの良いトレーリングの配置で、ピボット軸からライニングの位置までの間が細い首状にくびれている。恐らくクラッチがエンゲージする瞬間にガツンというショックを受け流すために剛性を調節しているのだろう。が、ここが曲がってしまうのだ。。。

下が新品。上が変形したクラッチ。

Ciaoは1967年〜2003年まで作られていた古いバイク。その部品が今も新品で、しかも安価に手に入るのだからあまり文句は言えないけど、もうPiaggio自体は作ってないので中国かどこかのOEM生産、あるいは海賊版だろうし、品質が落ちているのかもしれない(ただ、古いオリジナルより後発のコピーの方が生産技術や材質の向上で、より良い物になっていることもままあるので一概には言えないが、、、)。

あるいは無茶な改造で、先に書いたようなスタータークラッチへの負担増が変形の原因かもしれない。

使い始めてすぐに曲がってしまったので、この先心いくら部品を換えればいいのか配いだったのだが、まだあまり減っていないライナーをシューの曲がった分だけ削って整形し、ドラムの曲率に合わせてやれば、新品時より掛かりにくいけど実用には十分なエンゲージが得られることが判った。

そんなやっつけの調整でもダメージを受けたシューは1年くらい持ちこたえてくれた。今度付けるシューはトレーリングの食い込みで先端ばかりに力が加わって曲がることのないように、ライナーは前もって整形しておくことにした。アバウトで荒っぽいやり方だけど、地面のコンクリートに擦り付けて削った。先端を削りすぎるとライナーの後ろ側ばかりがドラムに接触することになるので滑ってしまう。やり過ぎよりは、やらな過ぎの方がましなので、そこそこにして組み込んだ。

試運転では、まだガッツンというショックがあるが、以前ほどじゃない(ような気がする)。また曲がってから修正するか、もう一度リアクラッチを外してもう少しシューを削るか、、、まだ迷っている、今日このごろ、、、