道端のひと

昨日の夜中、ある交差点の信号がいつもうざいので一本手前の裏道へ曲がったら、真っ暗な塀の下に顔を伏せるように屈みこんで動かない人がいた。

酔っぱらいか?と思いつつ通り過ぎた。狭い道なので速度を落としていたので明らかに様子が変だとわかった。すぐ車を停め、下りて大丈夫?と声をかけたがピクリとも動かない。肩を揺すっても反応なし。顔は見えないが若い女性。12時過ぎてるし、道の両側が人家ではなく学校や車のディーラーのある場所で夜は人通りが少ないから、余計に危うい感じがしたので、近所の交番へひとっ走りして警察電話で事情を伝えたら、警官が3人来た。

程なく女性が顔を上げて、立ち上がろうとしたがフラフラで僕が支えたけど、そういうのって警官がやれよ。。。

二人の警官が女性に話しかけている間、もう一人が僕に名前やら住所やら携帯番号やら聞くので、名前は言ったけど、善意で通報したのに何でそんなことまでいう必要があるのか、どうでもええやろと応えたら、まだウダウダいうので車のナンバーは見えてるんだから勝手にメモでもしておけと言っておいた。そしたら、別の警官がそれで良いという。(こいつらプロか?)

そのころには女性が警官に支えられつつもまっすぐ立っていたから、もう晩いので彼らにまかせて帰ろうとした。警官を呼んだのは、ひとつに、車を停めて路上で動けない女性の側に立ってウロウロしていたら、交通事故と間違われそうな気がしたからだ。以前、バイク事故を救護していたら通りがかりの車のオバはんに「あんた、ちゃんと警察に行きなさいよ!」と怒られたことがある。

そんなのを思い出して、帰り際、うっかり警官に「事故と間違われたら嫌だからね」と言ったら、真顔で「跳ねたんやないやろね?」と言われた。ムカっときたが答えず車に乗って帰った。追ってこなかったところを見ると、本気で聞いたんじゃなかったんだろうが、あんな奴らに女性を任せたのはよくなかったんじゃないか、と。。。

あの女の人、病気じゃなく、単なる酔っぱらいだったらいいんだけど、大丈夫かなあ、、、


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

画像を添付 (JPEG only)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください