無料アップグレード締め切りの「翌日」に駆け込みでアップグレードしたWindows10。やってくれるじゃないの、、、外付けHDDが見えなくなるという事故。多分、慌てていて僕のUSBデバイスの取り外し方に問題があったのでは、と思うけどね。冷静に考えると。それに、Win7が動いている間にディスクまるごとイメジで書きだしておけば、なんのこともなかった。(いまさらだけど、、、)
数時間、蒸し暑い部屋でCUI(マウスは使えず、キーボード、つまり文字でPCとユーザーをつなぐインターフェイス)の復元ソフト「TestDisk」との格闘の末に、Win7の時のバックアップデータは無事戻ってきた。いや、ずっとそこにあったんだけど見えなかっただけだから、戻るではなくアクセスできるようになったと言うべきか。
ともかく、TestDeskがいかに強力で頼もしいソフトかということがわかった。HDDのデータ復元はプロに依頼したら数万から数十万円というおっそろしい額を支払うことになる。
もっとも、TestDiskはクリック一発、あとはお任せ、というお手軽なものじゃない。とっつきにくいCUIで、しかも全て英語のコマンド。まず普通のユーザーにはハードルが高すぎる。でもフリーウェアだから文句言うつもりはさらさらない。作ってくれた人にただただ感謝。
TestDiskについて、ネット上では懇切丁寧な説明サイトがたくさんあるが、それでもキーボードを操作して復元したパーティションテーブルの情報を書き込むときにはドキドキする。緊張を強いられる数時間だったけど、まあ、全て元に戻ったのだから、よし。
先の投稿でバックアップのバックアップは普通やらないと書いたけど、ネットワークにぶら下げてあるミラーリングRAIDのNASに放り込んでおけば、同じデータが3重の冗長性をもつことになり、もう心配はない。1回目は長時間かかるのでめんどくさいけど、やるっきゃないな。
懲りている今しかやらないだろうから、これから作業にとりかかろう。。。