京大のカンフォーラに行ってゴリラのチーズケーキを食べ、それから一乗寺へまわり大西暢夫さんの
大西暢夫写真・映像展
『家族の軌跡』3.11の記憶から
を見ようと思ったら、原谷は雨。雷もなってるし、躊躇しているうちにカンフォーラが土曜日は3時までだってことが判明。スイーツ食いそびれてふてくされて雨の止むのを待っているうちに4時前になっちゃった。映画も間に合わない。。。
で、友人と明日、蕎麦を食いに行く相談のチャットしていて、彼女が出しっぱなしにした洗濯物を心配するので、僕は「雨は局地的だから大丈夫じゃない?」と自分で言った、で、そうか、止むのを待つ必要ないなと、はたと気がついて、表に出たら、止んでるやんかぁ。。。。
遅れてもいいから、とCiaoを飛ばして一乗寺のBIT CUBEへ。30分遅れだったけど、残り1時間は観れた。
観始めてしばらくし、津波被害者のひとりの婦人が、、、小さなアオガエルが被災した住宅の窓にひっ付いていたので、こんなところには餌もなかろうにと草むらに持っていったけど、翌日もまた来て、今度は水のあるところに持っていったらまた次の日も、次の次の日も来て、あれは行方不明の娘だったのではなかろうか、今は仮設住宅に移って来てしまったけど、カエルになっていてもいいから娘に会いたい、、、、と言った言葉が忘れられない。
大西さんの映像は、冷たく通りすがりに眺めるのでも、熱く遮二無二ふところに跳び込むのでもない、淡々と、しかしやさしく被災者を見つめる。スチールの写真家の彼は映像の技術が無いというが、そんなものは僕にとってどうでもよかった。もちろん彼にはカメラマンとしての自負もあるだろう。けれど、慣れない媒体だからこその緊張感が画面から見て取れるほうが、このテーマにはふさわしいと思った。
明日、蕎麦に行く友人を誘ってもう一度BIT CUBEに行くことにした。その友人はアール・ブリュットに造詣が深いので、さっきのチャットで「あれ、このひと、アウトサイダーアートの作品も撮ってない?」と言っていた。僕は寡聞にしてしらなかったが、大西さん本人に聞いたらそうだった。明日も大西さんは在廊だとのこと、僕はそっち方面はちんぷんかんぷんだけど、彼女には面白いかもしれない。
大西さんに、秋田の共通の友人からこの展覧会のことを教えてもらったと話して、オシラサマ馬頭琴の東北の旅の帰りのレグで秋田に寄ったこと、その後に岐阜のスープ屋さんちにも寄ったことなどを話したら、スープ屋さんとも知り合いだという。。。
おお、コテコテと繋がるなあ、、、 帰り際に別の知り合いにも会い、なんか、面白い午後だった。。。
ゴリラチーズケーキは終了なのでもうも無理だけど、今日行きそびれたもう一つの本屋さん中京の「レティシア書房」にも近々、、、いや、明日にでも行ってこよう。
レティシア書房のかわりに、恵文社一乗寺店に寄り道して、外へ出たらもう真っ暗だった。