[Kungsleden, 旅] Day 22 photo / 0910 リッツェム→ヴァッコタヴァーレ→テウサヤウレ ヨックモック在住のサーミの編み物の専門家、エリカさんにリッツェムからヴァッコタヴァーレまで車に乗せてもらう。 サーミの編み物パターンは、それぞれの土地やグループにより細かく違いがあるという。彼女はそれらを識別できるという。すごいなあ。。。まあ、専門家だもんなあ。。。 サーミ手袋の実物を見せてもらい、きれいなパンフレットをいただいた。(ブーツ!めちゃカッコイイ!!!) じゃまになったら誰かにあげて、と言われたけど、じゃまになるはずもなく、ずっと持ってあるき、今も手元にある。きれい。。。実物を手に入れる機会がなかったのが悔やまれる。。。 ヴァッコタヴァーレからKungsledenトレッキングを再開 泊まらなかったけど、途中の湖を渡るボートの情報などをもらったヴァッコタヴァーレストゥーガン。 ダムができる前にあったのかどうかは知らないが、もし以前からあったとしたら、山の中腹に建っていたはず。今は、湖岸の道路から10mほど上がったところ。。。でも山小屋。 小屋のすぐ近くを送電線が通っている。送ってくれたエリカさんは、電力ダムのためにサーミ人の放牧の移動経路などが分断されたり、地域の住民の交通の障害となったことを批判的に話していた。都会の利便と地方の犠牲。。。 ダム湖は近くのストラ・ヘォファレットの名瀑を滅ぼしただけじゃない、、、 美しく雄大な大自然の眺め、、、と思いきや、人造湖。電力の恩恵を享受しているのは大都市の住民ばかりではないだろうが、こんな巨大な水のバリアはこのラッポーニアの住民にどれだけの不便と苦労を迷惑をもたらしているのか、、、 やっと送電線が見えなくなるが、広大な人造湖はずっと見えている。。。 ふと見たら、人が造った庭園のような景色が、、、お寺の庭にこんなところがあったなあ、、、でも、ここは人の手が入っていない。人造湖との対比。。。 スウェーデン語ではヤップと読むのだろうが、ジャップと見えて仕方ないお菓子、、、 新しく架けられた橋。これで渡渉を免れるのだが、迂回路を30分かけて歩くのか、靴を脱いで膝くらいまでの冷たい流れを渡るのか、、、橋までたどり着いてから思い悩んでも遅かりし、なのだけど。 Broって、始めは何か解らなかったが、BridgeではないかとBとRだけで連想したら当たっていた。 垂れ込めた雲の下にテウサヤウレの湖が見える。陽も当たっている! 手前はテウサヤウレへ下る北向きの斜面。湖の向こうの南斜面と比べたら日当たりが悪い分、それだけ黄葉が早く進んでいる。 幅1キロの湖をボートを漕いで渡る。運悪く、辿り着いた岸辺には1艘しかない。対岸には2艘。つまり、一度対岸に渡り、1艘を連れて戻り、その一艘を置いて、また対岸に渡る。。。でないと、次に来た人が渡れない。 テウサヤウレストゥーガンの管理棟 早朝と夕方、各一度だけ、モーターボートが対岸の人を迎えにゆく。 ここの道標はスウェーデン語ではなくサーミ語表記 今朝、エリカさんからいただいたトナカイの腸詰め。うめ。。。 またまたサウナ。16km峠越えの道を歩いた後に、ボートで湖3回横断漕いだら、やっぱサウナでしょう。。。。 2016年9月10日 okamoo 4件のコメント
ひとまとめ、、、ある意味、それは的を射ています。サーミは、元々ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの国境ができる前から北欧に住んでいる人達だけど、彼らが色毛糸で編み物を始めたのはおそらく、後からやって来たバイキングが遠征先のヨーロッパ各地から工芸、手芸、美術の感性や技術を持ち帰ってからだろうと思います。だから、サーミもバイキングもお互いに影響を与えあって、「北欧的なビジュアルセンス」が醸し出されてきたに違いありません。 今回、こんな素敵な編み物を直に見て触らせてもらったのに、トレッキングのあと駆け足でラップランドを通り抜けたので、サーミのミトンを買う機会がなかったのが残念。。。。パンフの写真だけでかんにんね。 返信
JRフリーパス。JRバスや自由席特急も乗れるので、楽しそうですね。気分でコースも変えられて、、、榊原さんも良い旅をされていることでしょう。期間限定だったFacebookをもう見なくなったので、どのようなところへ行かれたのかわかりませんが、言葉の障壁がない国内ならきっと弾けていらっしゃるでしょうね。ブログとかで写真を見れたらいいのですが、、、(ていうか、FB見ればいいだけなのですが、、、好き嫌い、わがままの多い僕なんですぅ) 返信
サーミの手袋、ホント、すっごいステキですね!!パターンといい、配色といい。。北欧の(←とひとまとめにしていいのか。。)ビジュアルセンスのよさに改めて感激しました。エリカさんもステキなひと。。
ひとまとめ、、、ある意味、それは的を射ています。サーミは、元々ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの国境ができる前から北欧に住んでいる人達だけど、彼らが色毛糸で編み物を始めたのはおそらく、後からやって来たバイキングが遠征先のヨーロッパ各地から工芸、手芸、美術の感性や技術を持ち帰ってからだろうと思います。だから、サーミもバイキングもお互いに影響を与えあって、「北欧的なビジュアルセンス」が醸し出されてきたに違いありません。
今回、こんな素敵な編み物を直に見て触らせてもらったのに、トレッキングのあと駆け足でラップランドを通り抜けたので、サーミのミトンを買う機会がなかったのが残念。。。。パンフの写真だけでかんにんね。
素晴らしい写真をありがとうございます
いい旅をされましたね
こんな旅を知る事ができ、フェリーで知り合えたことに今更ながら感謝です
私はフリーパスを使ったJRの旅にはまってます
JRフリーパス。JRバスや自由席特急も乗れるので、楽しそうですね。気分でコースも変えられて、、、榊原さんも良い旅をされていることでしょう。期間限定だったFacebookをもう見なくなったので、どのようなところへ行かれたのかわかりませんが、言葉の障壁がない国内ならきっと弾けていらっしゃるでしょうね。ブログとかで写真を見れたらいいのですが、、、(ていうか、FB見ればいいだけなのですが、、、好き嫌い、わがままの多い僕なんですぅ)